カヤックフィッシングに魚群探知機って必要なの?
そもそも種類も多く、値段も結構効果なものが多く、どれを選べば良いかがわからない?
そのような疑問にお答えいたします。
- 魚群探知機でわかること
- 魚群探知機 選び方のポイント
- オススメ魚群探知機4選
結論から言いますと、魚群探知機がある方が釣れる確率は断然に上がります。
大海原にポツンとカヤックを浮かべ、がむしゃらに釣りをしていてもそこに魚がいなければ効率よく釣れるとは限りません。
そこで効率よくカヤックフィッシングを楽しませてくれるアイテムが魚群探知機になります。
今回は、カヤックフィッシングにおいて、実際に使って良かったオススメの魚群探知機4選とその中でも非常に使い勝手の良い魚群探知機をご紹介したいと思います。
魚群探知機でわかること
- 深さがわかる
- 海底の起伏がわかる
- 小魚の群れ(ベイト)がわかる
- 釣れた場所がわかる
- カヤックの航路がわかる
- 長されている方向がわかる
魚群探知機が有る無しでは何が違うのか?その理由を以下に解説いたします。
深さがわかる
ティップラン、ジギング、タイラバなど10m以上深さが必要になることが多いです。
10m未満の水深では、アクションを入れるとすぐに表層にルアーが上がってきてしまい、アクションによるアピール力が下がってしまいます。
釣り方によっては水深が変わるため、深さは知っておくと釣りがしやすくなります。
また、水深がわかることで使用するルアーやオモリの重さを変えることもできますので、非常に便利です。
海底の起伏がわかる
魚は真っ直ぐで平な海底にはあまり集まりません。
沈み瀬、漁礁などの根の周りなど、とにかく凸凹しているような場所に集まりやすいです。
魚群探知機では、その海底の起伏が見えますので、そこに向かってカヤックを走行する、または、流してしていくことで、魚の集まりやすい場所にいくことができます。
小魚の群れがわかる
青物などのフッシュイーターは、小魚の群れに集まりやすいです。
その小魚の群れの集まりが色となって見えますので、小魚探しが楽です。
小魚探しが釣果に影響するといっても良いぐらいです。
メーカーによっては魚の絵画像で反応を示し、初心者には非常に見やすいものもあります。
また、魚群が近づくと、音がなって知らせてくれるものもありますので、釣りに集中してても音で教えてくれますので、非常に助かります。
効果な魚群探知機になると、釣れた場所にマークが打てるものやカヤックの進路や流されている方向などの航路がわかるものもありますよ✋
魚群探知機 選び方のポイント
- 見やすさで選ぶ
- コンパクトなもので選ぶ
- 海ではGPS機能付きが便利
- 釣りや深さで選ぶ
- スマートフォンと連動しているものがある
釣りをする場所、釣りたい魚などで魚群探知機の選び方は変わってきます。
見やすさで選ぶ
揺れるカヤック上や光量の変化のある海では、ディスプレイ表示の見やすさが重要です。
瞬時に海中内の反応を把握するため、ディスプレイはカラータイプが多くなっています。
小魚の群れや地質の硬さなどは色で分けているため、カラーが見やすく便利です。
効果な魚群探知機になると大きくて見やすいワイドディスプレイや、2画面で表示できるモデルもあります。
コンパクトなもので選ぶ
カヤックという狭い空間での釣りになりますので、大きい魚群探知機を積むと釣りの邪魔になることがあります。
コンパクトに折り畳めるものや小さいもの、乾電池で使用できるものも増えてきてます。
手軽に沖釣りができるカヤックフィッシングですので、魚群探知機もコンパクトで手軽さが1番と思います。
海ではGPS機能があると便利
海で使用する魚群探知機を選ぶなら、GPS機能を搭載した高性能モデルがおすすめです。
自分が現在、どの位置で釣りをしているか、どの方向に流されているかなど正確にわかります。
GPSプロッター機能を搭載したモデルでは、釣れたポイントを記録できます。
それにより釣れたポイントを数回流せることや次回同じポイントに入ることが可能となります。
釣りをする場所や深さで選ぶ
ターゲットの魚に合った魚群探知機を選択することが良いです。
例えば、アオリイカなら水深20mから30m未満、マダイ、青物は水深30mから100mと幅広い深さが探れる魚群探知機が良いかと思います。
とくに、海の回遊魚は魚種や季節などで、群れる深さを把握することが釣果につながってきます。
浅い場所で釣りをする場合は、深さが30~50mに対応していれば十分。最大水深100mまで対応しているモデルも多く、一般的な用途なら不自由なく使えます。
湖、川やワカサギ釣り用なら、最大45m程度に対応しているモデルが最適です。
スマートホンと連動しているもの
スマホと接続して詳細なデータを表示できる魚群探知機もあります。
通常の振動子ではなく球体の振動子を使用し、初心者でも簡単にセットでき、手軽に使用できることが最大のメリットとなります。
水に浮くため、ポイントに投げ入れて探知することも可能。
ボートやカヤック以外でも、堤防や川、磯場の足元など、さまざまな場所で使用できるのも強みです。
魚群探知機の選び方のポイントは、ねらう魚や海の深さによっても変わってきます✋
浅場で深さや藻の位置がわかる程度であれば安価な魚群探知機でも十分に使えます。
オススメ魚群探知機4選
ニータが実際に使用して、使用感、コストパフォーマンスが良かったオススメの魚群探知機4選を紹介いたします。
ホンデックス(HONDEX) 5型ワイド液晶ポータブルプロッター魚探 PS-611CN
現在、ニータも使用しているのが、ホンデックス(HONDEX) 5型ワイド液晶ポータブルプロッター魚探 PS-611CNになります。
今まで使用してきた魚群探知機の中では、1番使い勝手が良く、まず購入しても損はしない魚群探知機です。
- 浅場、深場など幅広いフィールドにも対応している
- 初心者でも使いやすい
- 単三電池8個で稼働できるため、手軽に使用できる
- 8時間以上は連続使用できる
- 初めから魚礁のデータが入っている
- 折りたたるため、持ち運びが楽
- 魚群が近づくとアラームが鳴るため、画面だけを見ずにすむ
- 防水ではない
- 値段は高め
ニータは別途注文で専用のバッテリーを使用していますが、1日の釣行でも充電残量が半分も減らないほど長持ちしますので、充電切れの心配がありません。
深度と感度を自動で調節するほか、魚の反応をフィッシュマークで表示するなど、視覚的にも見やすく、面白く釣りに没頭できます。
この価格帯ではハイスペックな機能が満載だと思います。
- タイプ:5型ワイド液晶
- 電源電圧:DC11~14V、消費電力/電流:約3.6W 約0.3A/12V
- 本体寸法(mm):W173×D191×H173
- 本体質量:約0.7kg
- 周波数:200kHz
- 出力:100W
- 水深表示範囲*1:最大:0~150m/最小:0~2m
- 地図データ:全国詳細地図内臓
- アンテナ:内蔵*2:*3
GARMIN(ガーミン) STRIKER4 3.5インチ カラー魚群探知機
価格帯:¥18,000〜¥30,000
中古で購入し、使用していました。
- 防水性能が高く、コンパクトでカヤックフィッシングに適している
- GPS内蔵のため、ポイント登録ができる
- 高機能・高精度にも関わらず、低コストで購入できる
- 取説が英語表記
- バッテリーをカヤック内に置くスペースが必要
魚探出力200W、充電式バッテリー使用。
GPS機能を使ってお気に入りのポイントを記録することも可能です。周波数も2種類あるり、自分の落としたジグやタイラバ もリアルタイムで表示される程、感度も応答速度も良好です。
取説が全て英語なので翻訳に苦労しました。サイトやYouTubeの投稿を見て初期設定する必要があります。
- メーカー:ガーミン(英語表記)
- 商品モデル番号:010-01550-00
- 本体サイズ:W9.2×H15.1×D4.3cm(マウント部除く)
- 表示画面:3.5型
- 重量:226.8g
- 消費電力:2.8W(12V使用時)
- ドット数:480×320(HVGA)
- 充電:乾電池、モバイルバッテリー
- 防水性能:IPX7
- 出力:200W(RMS)
- 周波数:195-205kHz/72-82kHz
- GPS: あり
- 振動子:HD-ID CHIRP
- そのほか:水温センサー付き
ディーパー(deeper) ワイヤレススマートGPS魚群探知機 Deeper Pro+ FRI-BT-000004
価格帯:¥26,000〜¥34,000
はじめは陸からの釣りで使用する目的で購入したのが、こちらです。
スマホやタブレットで使える魚群探知機です。丸い球体の振動子を採用しており、距離100m、水深80mまで対応しています。
無料の専用アプリで、ソナーの感度調節や周波数の選択、水温と水深の表示、魚影アラームの設定もできます。
- 持ち運びが楽
- スマホのGPS機能にて、位置情報の測定や釣れたポイントの記録が可能
- SNSと連動できる
- 充電が切れるのが早い(3〜4時間程度)
- 海のうねりがあると画像が乱れることあり
充電の兼ね合いで、長時間のカヤックフィッシングでは少し不安が残りましたが、SNSにも連動できることや気軽に使用できる、陸でも使用できるなど比較的初心者でも導入しやすい魚群探知機と言えると思います。
- 本体サイズ: 直径約65mm
- 本体重量: 約100g
- 対応OS: iOS 11.0以上、Android 5.0以上
- 接続方法: Wi-Fi接続
- Bluetooth通信距離: 最大約100m程度
- 対応水深: 約0.5〜80mまで
- 気温: 水温計測
- 動作温度範囲: -20〜40℃
- 充電方法: microUSB
- ソナー: 2周波対応(90kHz、290kHz)
- 連続駆動時間: 約6時間
- 充電時間: 約2時間
サカイトレーディング 大漁くんデラックス
初めて買った魚群探知機でした。
最大のメリットは、5,000円以下で購入できるコスパの良さが魅力です。
- とにかく安い
- 持ち運びが楽
- 水深99.9mまで探知できる
- 深さ、海藻、海底地形も把握できる
- ウキを使った振動子のため、アームマウントを付けなくて良い
- 完全防水ではない
- GPS機能などはない
魚だけでなく、深さ、海藻や海底地形も探知可能なため、ティップランエギングに使用する程度では、十分に使用できました。
完全防水モデルではないことです。
一応、防水タッパーに入れて使用すれば特に問題なく使用はできます。
とりあえず、魚探デビューしたい方や安い魚群探知機を探している方におすすめです。
- 販売元:サカイトレーディング(日本語表記あり)
- 防水性能:耐水性デザイン
- 充電:乾電池、モバイルバッテリー
- 出力:記載なし
- 周波数:記載なし
- GPS:なし
- センサー発信角度:45度
- 動作温度:-20℃〜70℃
- 表示水深:最大99.9m、最小0.7m
- 魚を探知したらアラームが鳴る機能
- 節電モード
- 暗くても画面を 見やすいバックライトつき
実際に使って良かったオススメの魚群探知機4選 まとめ
今回、実際に使用してオススメの魚群探知機4選をまとめてみました。
- ホンデックス 5型ワイド液晶ポータブルプロッター魚探 PS-611
- GARMIN(ガーミン) STRIKER4 3.5インチ カラー魚群探知機
- ディーパー(deeper) ワイヤレススマートGPS魚群探知機 Deeper Pro+ FRI-BT-000004
- サカイトレーディング 大漁くんデラックス
色々魚群探知機は購入したり、レンタルをして使用してみましたが、今回紹介しました魚群探知機の4選が実際に使用してみて、使用感、機能面、コスト面でも初心者には使いやすいと感じたものになります。
多くの魚群探知機が販売されていますが、自分にあった魚群探知機を見つけることで確実に釣果は跳ね上がります。
魚群探知機を使用することで自分だけの釣りのポイントを見つけることができるため、カヤックフィッシングが何倍も楽しめます。
皆さんも多いにカヤックフィッシングを楽しみましょう✋