こんにちは。
まだまだ、エギング修行中のニータです。
エギングを行う際に重要な『風の攻略』ですが、初心者のうちはなかなか風に対する対処法が分からない方は多いのではないでしょうか?
風があるとエギが沈まず操作が難しいです
そもそも風がある日でもイカは釣れるのでしょうか?
そのような悩み、疑問にお答えいたします。
- 風による影響
- 風がある日の対策とテクニック6つ
今回はニータが実際に行っている『風対策』がありますので、ご紹介いたします。
『風対策』ができるようになることで、多少の風の中でもエギングを楽しむことができ、釣果を大きく伸ばすことができます。
ぜひ、マスターしておきましょう。
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風による影響
風があることでよく起こることとして、以下のことがあります。
- エギが沈まない
- アタリが散りにくい
- 竿先にラインが絡みやすい
- 追い風では味方になることもある
風による影響は横風だと、ラインが押されてエギが沈まず、そもそもエギングになりません。
ラインも風で揺れたり、たわみが出来るため、ラインであたりを取ることが難しくなってきます。
また、向かい風や横風の場合、キャストやシャクリ時に竿先にラインが絡むことも多いです。
エギングにおいては、デメリットの多い風になりますが、追い風の場合はエギのキャスト時の飛距離が伸びるため、日ごろ届かないエリアまでエギを飛ばすことができるメリットはあります。
どちらにしても風の対策をしていないとエギングが成立しない場合も多いですので、以下に風に対する対策をまとめてみました。
風がある日の対策とテクニック6つ
風対策として、以下の6つの対策とテクニックを紹介いたします。
- 風裏となるフィールド
- ラインメンディング
- 釣りをする際の立ち位置
- シャクり方
- ラインの細さ
- エギのウェイト
基本的なことではありますが、これら5つのことを意識するだけで釣果は大きく左右されます。
それでは、それぞれ解説していきたいと思います。
風裏となるフィールドを探そう
みなさんも実践はしていると思いますが、必ず風裏になる場所は常に意識する必要があります。
風速5m以上ある日でも風裏次第では、そこのエリアだけ無風のなこともよくあります。
風裏探しで便利なアプリは『Windy』で時間、場所別に細かく風向きが表示されるため、風裏を探す際に便利なアプリです。
Windy.com
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このアプリにより、自宅にいながら数日後の風向き、強さが予測できるため、釣りプランが組みやすいです。
ニータはこれが無いと釣り場選びに困ります。
風裏とそうでない場所は風のあたり方がだいぶ違いますので、風裏となる場所を探しましょう
ラインメンディングを徹底しよう
風がある中では、エギが沈まない、うまく動かない、また、ラインが絡むなどのトラブルが起こりやすいのでラインメンディングは重要です。
その対応として、以下に説明します。
竿先を下げる
海面から竿先までの距離があるほど、ラインが風による影響を受けやすくなります。
キャスト後はできるだけ竿先を下げて、海面と竿先の距離を縮めましょう。
竿先が海面に届く距離にある場合は、竿先を海中内につけることで風の影響を減らしながらエギを沈めることも可能です。
ラインを出しすぎないようにする
キャスト後は、ラインを出しすぎないよう気をつけましょう。
ラインが出過ぎるとその分、風の影響を受けやすくなります。
キャスト
着水後はラインを一旦回収しておく
ラインと自分を真っ直ぐ
ベールを開いてスプールを抑えながら少しずつラインを出していく
*余計なラインは出さない
これを繰り返す
ラインが海中に入っていくことを視覚で確認します。
また、糸が出ていく速度を指先で感じることも可能。
着底がわからない時は竿先を引いて、海底の抵抗を感覚で確かめるのも良いです。
風向きを意識した立ち位置を考えよう
追い風、向かい風になる立ち位置を選ぶ
なんと言っても横風がエギングの大敵となります。
ラインが横に流されない立ち位置として、追い風や向かい風になる立ち位置を選ぶように心がけましょう。
追い風では飛距離を稼ぐことができ、日頃とどかないエリアまでキャストできます。
また、向かい風は、飛距離は出ませんがラインに対し、正面になるような立ち位置を選ぶことでエギを沈めることが可能です。
横風と比べれば釣り自体は成立しますので、できるだけ追い風や向かい風となる立ち位置の選択をお勧めします。
足場の低い位置を選択しよう
足場が低くなることで、竿先から海面の距離が縮まり、その分、風抵抗を受けにくくなります。
しゃがんで、竿先を下に下げることで更に竿先と海面を近づけることができます。
横風の場合、キャスト後は風下へ移動する
横風を受けるとラインがカーブを描くように膨らんでしまいます。
それではエギは横に流されるだけで沈みません。
エギを正面、もしくは風上へキャストし、その後、自分が風下へラインを出しながら移動することで、横風を斜めからの風抵抗に変えることができます。
また、ラインを出しながら移動しているため、斜めに広範囲探るメリットがあります。
シャクりはショートジャークを活用しよう
風がある日は、ロングジャークやスラックジャークなど大きくシャクることで、その分ラインが多めに出てしまいます。
それにより、出過ぎたラインが風抵抗を受けやすくなり、エギのフォールや動きに影響が出てしまいます。
シャクる際は、ショートジャークを活用して、できるだけ糸ふけを出さない工夫が必要となってきます。
また、風がある日のショートジャークは竿先へのライン絡みを避けることもできるため、ぜひ、活用していきましょう。
PEラインを細くしよう
風の影響を減らすのであれば、PEラインは細いものを使用すると良いです。
個人的には0.5号のPEラインを使用していますが、0.8号までならなんとかエギをコントロールできるかなと思います。
最近は、0.5号を下回る極細のPEラインも出ておりますが、8本編みを使用することで強度は保たれてきます。
細さと強度の追求される方は、8本編みがオススメです。
エギのウェイトを重くしよう
ニータの場合は最終手段になりますが、横風を受けある程度水深があるような場所であれば、ディープタイプのエギを使用するかシンカーをつけて底付近にフォールさせることもあります。
イカのいる深さまでエギを届けなければ、釣果につながりにくいですのでエギのバランスを崩さない程度に重くして沈めていくことも効果的です。
まとめ 風がある日でもイカは釣れる
いかがだったでしょうか。
今回は、
- 風による影響
- 風がある日の対策とテクニック
というテーマでまとめてみました。
風がある中で1番難しいことは釣ることよりも、モチベーションを保つことが難しいと感じます。
風のある日の対策とテクニックを使用し、釣れる根拠を持ち合わせることで、エギングに対するモチベーションの維持につながると思います。
そのようなコンディションの中で当たりをとって釣り上げた1杯は非常に嬉しいですよね
間違いなく風がある日でもイカは釣れますので、しっかりと風対策を用いてエギングを楽しんで行きましょう