エギング

磯エギング攻略!必要アイテムとおすすめ装備を徹底解説!大型アオリイカを狙う方法とは?

磯エギングは、エギングの中でもスリルと釣果を兼ね備えた釣りスタイルです。

特に大型のアオリイカを狙うなら磯は絶好のポイントですが、足場の悪さや根掛かりの多さなど、注意点もあります。

困っているA氏

堤防のエギングは慣れてきたけど、磯場のエギングに行きたい.

でも、足場も悪く危険なこともあると聞きますが、どんなことに注意したら良いでしょうか?

そんなお悩みにお答えいたします.

ニータ

本記事では、磯エギングの特徴や攻略法、必要な装備、オススメのアイテムを詳しく解説していきます。

磯エギングの特徴

磯エギングは、漁港や堤防とは異なり、自然の磯場でアオリイカを狙うスタイルです。以下のような特徴があります。

大型アオリイカが狙える:エギングの中でも磯は特に大きなアオリイカが釣れる確率が高い。

潮通しが良いポイントが多い:エサとなる小魚が集まりやすく、イカの活性も高い。

足場が悪く危険:滑りやすい岩場や波に注意が必要。

根掛かりしやすい:岩が多いため、エギのロストが発生しやすい。

磯エギングは釣れる?成功率を上げるコツ

磯エギングは確かに釣れる釣り方ですが、成功させるためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。

 釣れるタイミングを狙う

朝マズメ・夕マズメがベスト:アオリイカの活性が高く、エギに反応しやすい時間帯。

大潮・中潮が狙い目:潮の動きが活発な日が釣果を出しやすい。

 釣れるエリアを選ぶ

潮通しの良い磯:エサとなるベイトが集まりやすい。

水深のあるポイント:大型アオリイカが潜んでいる可能性が高い。

 釣れるエギの選び方

ナチュラル系カラー(ブラウン、グリーン):澄んだ海では自然な色が有効。

派手なカラー(ピンク、オレンジ):濁りがあるときや曇りの日に強い。

磯エギング攻略

磯エギングを成功させるためには、次のポイントを意識して釣りをしましょう。

 キャストの方向を工夫する

磯では、波の向きや潮の流れを考えながらキャストすることが重要です。特に、潮の流れに対して斜め方向にキャストすると、エギが自然にドリフトしやすくなります。

 エギのフォールを意識する

磯場では、水深があるためエギをしっかり沈めることが大切です。ただし、沈めすぎると根掛かりするため、シャロータイプのエギを使用するのも有効です。

 ラインテンションを保つ

磯場では風や潮の影響を受けやすいため、ラインテンションを適度に保つことで、イカのアタリを逃さずに済みます。

磯エギングで特に探りたいポイント

磯エギングでは、アオリイカが潜んでいるポイントを知ることが重要です。

沈み根周り:隠れやすいポイントで、イカの休憩場所になりやすい。

潮のヨレ(潮目):ベイトが集まりやすく、イカの活性が高くなる。

ブレイクライン(駆け上がり):水深が急に変化する場所はイカの好ポイント。

藻場周辺:エサとなる小魚が多く、イカが捕食しやすい環境。

磯エギングの注意点

磯エギングでは安全対策や根掛かりを防ぐために、次の方法を意識しましょう。

フェルトスパイクシューズを履く:滑りにくい靴を選ぶ。

ライフジャケットを着用する:万が一の転落時に備える。

波や天候をチェックする:磯場は急な波や風に注意が必要。

単独釣行は避ける:安全のため、できるだけ複数人で行動する。

磯エギングの根掛かり対策

シャロータイプのエギを使用する

フォール時間を短めにする

根掛かりしたら無理に引っ張らず、軽く揺らして外す

磯エギングの装備と必要アイテム

磯エギングでは、釣果を伸ばすために適切な装備とアイテム選びが重要です。磯場は波が荒く足場も悪いため、安全対策をしながら快適に釣りを楽しむためのアイテムを揃える必要があります。

磯エギングに必須の装備やアイテムを、実際の使用感を交えながら詳しく解説します。

磯エギングロッドの選び方のポイント

1. 長さは8.6ft~9.0ft以上がベスト

磯では広範囲を探るために飛距離が必要です。そのため、ロッドの長さは**8.6ft(約2.6m)~9.0ft(約2.7m)**が適しています。

8.6ft → 操作性が良く、シャクリやすい

9.0ft → 遠投性能が高く、大型イカにも対応できる

おすすめ:9.0ft前後のモデル

磯エギングでは、風や波がある状況で使うことが多いため、少し長めの9.0ftモデルが使いやすいです。

2. 遠投性能が高いロッドを選ぶ

磯は足場が高いため、遠投して沖のポイントを狙う必要があります。そのため、ロッドの設計は「キャスト時にしっかり曲がり、飛距離が出せる」モデルが適しています。

おすすめのアクション

ML(ミディアムライト)~M(ミディアム) → シャクリやすく、飛距離を出しやすい

ファーストテーパー or レギュラーファースト → しなやかにしなり、エギの操作がしやすい

3. 磯場でも耐久性があるロッドを選ぶ

磯場は障害物が多く、ロッドに負担がかかるため、耐久性の高いカーボン素材や補強技術が採用されたロッドが適しています。

耐久性が高いロッドの特徴

ブランクス(竿の素材)がカーボン補強されている

ガイド(ラインを通す部分)が耐久性の高いSiCリング搭載

4. 軽量で疲れにくいロッドを選ぶ

磯エギングでは、長時間シャクリ続けるため、ロッドの重量は120g~130g前後が理想です。軽量なモデルを選ぶことで、疲労を軽減し、長時間の釣行でも快適にエギングができます。

ニータ

磯エギングでは、長さ9.0ft前後・遠投性能・耐久性・軽量設計が重要なポイントになります。特に、飛距離を出せるロッドを選ぶことで、釣果を大きく伸ばすことができます。

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磯エギングで選ぶエギの種類

なぜエギの種類を選ぶ必要があるのか?

磯場では水深があるため、シャロータイプやスタンダードタイプのエギを使用するのが基本です。

必要な理由

• 沈下速度が速すぎると根掛かりしやすいため、シャロータイプが有効

• 遠投性が高いエギを選ぶことで、広範囲を探れる

• ナチュラルカラーと派手なカラーを使い分けることで、釣果が向上

ニータ

礒は沈み瀬も多く根掛かりがしやすい。流れも早い場所も多いため、シャロータイプかつフォール姿勢が安定したエギがいいです🖐️

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磯エギング向けPEライン

磯エギングでは、飛距離・耐摩耗性・感度の3つが求められます。PEラインは軽くて強度があり、遠投性能に優れていますが、磯場は根ズレしやすいため、適切なライン選びが釣果に直結します。

磯エギング向けPEラインの選び方

1. PEラインの太さ(号数)の選び方

磯エギングでは、ラインの強度と飛距離のバランスを考えた選択が必要です。

1.号数 強度(lb) 特徴

0.6号:(約12lb) 飛距離を重視するが、根ズレに弱い

0.8号:(約14lb) バランス型で初心者にも扱いやすい

1.0号:(約16lb) 根ズレや大型イカ狙いに最適

1.2号:(約18lb) 超大型狙い、根ズレ対策最強

磯場では根掛かりや岩との摩擦が多いため、0.8号~1.0号が推奨されます。

飛距離を優先するなら0.6号、根ズレ対策を重視するなら1.0号以上を選びましょう。

2. 4本編み or 8本編み?PEラインの編み方の違い

PEラインは、4本編み(4ブレイド)と8本編み(8ブレイド)の2種類があります。それぞれの特徴を比較すると以下の通りです。

編み方 特徴 おすすめ用途

4本編み(4Braid) 耐摩耗性が高く、強度が強い 磯場での根ズレ対策に最適

8本編み(8Braid) しなやかで飛距離が出しやすい 遠投重視のエギングに最適

磯エギングでは、耐摩耗性を重視するなら4本編み、飛距離を重視するなら8本編みがオススメです。

特に、根が多いエリアでは4本編みの方が強く、耐久性に優れています。

3. PEラインのカラー選び

磯場では、ラインが見えづらくなるため、視認性の高いカラーを選ぶことが重要です。

おすすめカラー

ピンク・オレンジ(視認性が高く、ラインの動きが分かりやすい)

ライムグリーン・イエロー(日中の明るい時間帯に適している)

カモフラカラー(自然に馴染みつつ、適度な視認性を確保)

ラインの視認性を高めることで、エギの動きやラインの変化を把握しやすくなります。

ニータ

磯エギングでは、0.8号~1.0号の耐摩耗性の高いPEラインを選ぶのがベストです。根ズレが多い場所では4本編み、遠投したい場合は8本編みを選びましょう!

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磯エギング用リーダーの選び方と役割

磯エギングでは、PEラインとショックリーダー(フロロカーボンライン)を組み合わせることで、耐摩耗性を高め、根ズレによるラインブレイクを防ぐことが重要です。

1. 磯エギング用リーダーの役割とは?

エギングでは通常PEラインが使用されますが、PEラインは摩擦に弱く、磯場では岩や沈み根との接触で簡単に切れてしまいます。そのため、PEラインの先端にフロロカーボンリーダーを結ぶことで、以下のメリットを得られます。

リーダーの主な役割

✅ 耐摩耗性の向上 → 根ズレによるラインブレイクを防ぐ

✅ エギの操作性アップ → 適度な張りがあり、エギをスムーズに動かせる

✅ ショック吸収 → 大型アオリイカの強い引きを吸収し、ラインブレイクを防ぐ

✅ ライントラブル軽減 → キャスト時のガイド絡みを減らし、扱いやすくする

2. 磯エギング用リーダーの選び方

 太さ(号数)の選び方

磯エギングでは、通常のエギングよりも太めのリーダーを使用します。根ズレの多いエリアでは、2.5号以上のフロロカーボンリーダーを推奨します。

号数 強度(lb) 特徴

1.5号:(約6lb) 軽量エギ向け、操作性重視

2.0号:(約8lb) 標準的なエギング向け、バランス型

2.5号:(約10lb) 磯エギング向け、耐摩耗性アップ

3.0号:(約12lb) 大型アオリイカ狙い、根ズレ対策

4.0号:(約16lb) 極端な根ズレ対策、モンスター級対応

➡ 磯エギングでは、2.5号~3.0号が最適

大物狙いや根ズレが激しいポイントでは、3.5号~4.0号も選択肢に入ります。

 リーダーの素材:フロロカーボンが最適

磯エギングでは、耐摩耗性と張りの強さが重要になるため、リーダー素材はフロロカーボン一択です。

素材 特徴 おすすめ用途

ナイロン:しなやかで扱いやすいが、耐摩耗性が低い 一般的な釣り向け

フロロカーボン:耐摩耗性が高く、根ズレに強い 磯エギング、ロックフィッシュ、シーバス

フロロカーボンは水に沈みやすく、エギを自然にフォールさせるのにも適しています。

 リーダーの長さの選び方

リーダーの長さは、環境や釣り方に応じて調整します。

リーダー長 おすすめ用途

50cm 短めでエギの操作性を重視する場合

1.0m 標準的な磯エギング向け

1.5m 根ズレの多いポイントでの使用

2.0m 特に障害物が多いエリアでの対策

➡ 標準的な磯エギングでは、1.0m~1.5mがベスト

長すぎるとキャスト時にガイド絡みの原因になるため、適度な長さを選びましょう。

ニータ

磯エギングの成功は、適切なリーダー選びがカギ!しっかり準備を整えて、大型アオリイカを狙いましょう!

磯エギングの安全装備の必要性

磯場は滑りやすく、波が高いことが多いため、安全装備は必須です。

 フローティングベスト(ライフジャケット)

磯エギングでは、膨張式のものより固定式のフローティングベストをオススメします。

中に浮力のあるプラスチック製の部質が入っており、着用時から浮力があるので常に安全性が保たれています。

穴が開くことがない為に磯場でも使用でき、どのフィールドにも適応できます。

また,フローティング型の多くは収納用のポケットが多く、ルアーや小道具などの収納に優れている面は狭い場所、足場の悪い磯場での釣りに便利です。

デメリットとして,釣行時に動きにくいことが挙げられます。

普段は漁港や堤防での釣りが多い人でも,より安全性を確保したい人はフローティング型のライフジャケットがおすすめです。

子供には操作の必要のないフローティング型のライフジャケットの着用がおすすめです。

必要な理由:転落時の命を守る

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 フェルトスパイクシューズ(磯靴)

磯エギングでは、滑りやすい岩場や潮の影響を受ける地形での釣りが多いため、適切なブーツやスパイクの選択が重要です。安全性を確保し、長時間の釣行でも快適に過ごせるシューズを選びましょう。

磯エギングで履くブーツ・スパイクの役割

磯場では、通常のスニーカーや長靴では危険です。以下の理由から、専用のブーツやスパイクを履くことが必須となります。

✅ 滑りにくい → 濡れた岩場でもしっかりグリップする

✅ 安全性向上 → 転倒やケガを防ぐ

✅ 足元の疲れを軽減 → 長時間の釣行でも快適

✅ 防水・防寒機能 → 冬場の磯でも足を冷やさず快適

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 ヘッドライト

必要な理由:夜間や朝マズメの視認性を確保

夜釣りでは、周囲が暗くなるため、エギの交換や仕掛けの準備、ランディング時の視認性を確保するために、ヘッドライトが欠かせません。

  • ✅ 手元の作業が快適になる(エギの交換、ラインの結び直し)
  • ✅ 足元の安全確認ができる(磯場では転倒防止にも役立つ)
  • ✅ ランディング時にアオリイカの動きを確認できる
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ランディングツール(ギャフ・タモ)の必要性

磯場では足場が高いため、イカを安全に取り込むためにギャフまたはタモ網が必要です。

必要な理由:バラシを防ぐ&確実にランディングできる

小型なものが多く、ランガンにはもってこいです。また、自宅内での収納も幅をとりません。

胴体に針をかけて弾く上げるため、大型のイカもキャッチしやすいです。さらにタモはキャッチ後に網部分にエギが引っかかることがよくありますが、ギャフはそのような心配はないです。

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まとめ:磯エギングは装備と攻略法で釣果アップ!

磯エギングは、大型アオリイカを狙うのに最適な釣りですが、安全対策や根掛かり対策が必要です。適切な装備を準備し、ポイントを見極めながら釣ることで、釣果アップにつながります。

ニータ

磯エギングは、アオリイカのキャッチ確率が上がるフィールドです。本記事を参考に、磯エギングを楽しんでください!

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休みの日はエギング、ジギング、タイラバやカヤックフィッシング等の釣りを中心としたアウトドアを満喫しつつ、常に釣りに対する探究心を忘れずに、頑張っております。
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