こんにちは、ニータです。
夏の風物詩の船からケンサキイカを狙う『イカメタルゲーム』。
暑い日中を避け、夜に仲間たちとわいわい言いながら釣りをするなんて贅沢な釣りです。
しかし、こんなことに困っている方いませんか?
イカメタルを始めたいけど、道具や釣り方がわかりません💦
そんな問いに対して解説いたします。
今回はイカメタルをこれから始めてみようという方向けに、揃えるおすすめタックルや、釣り方の基礎、コツなどをご紹介いたします。
イカメタルにあった道具を使用することで効率性と疲労の蓄積も緩和できますよ👌釣り方のバリエーションもいくつかありますのでお教えいたします。
目次
イカメタルとは?
イカメタルは、鉛スッテと呼ばれるオモリの役割を備えた擬似餌とドロッパー(浮スッテやエギ)を組み合わせた仕掛け(通称オバマリグ)でイカを狙う釣り方です。
他のルアーフィッシング同様、手軽なタックルで釣りができ、比較的簡単に数釣りもできるので、多くの釣り人に人気の釣りです。
軽いタックルを使用して、繊細なアタリをとり、釣る人で100杯以上釣れることや全然釣れない日など状況、誘い方によっても釣果に大きな差が出るゲーム性の高い釣りです。
イカメタルのメインターゲットは?
イカメタルの主なターゲットはケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカです。
メインターゲットはなんといってもケンサキイカでしょう。
ケンサキイカは、その名の通り先が剣のようにとがっており、ヤリイカやアオリイカに並ぶほど高級なイカで、甘みが強く上品な味わいが特徴です。
スルメイカは他のイカと比べ胴が長く、2本の触腕(ゲソ)が長いのが特徴で、ターゲットの中では1番大きい個体で、よく引きます。
イカメタルの時期
イカメタルのメインシーズンは、ケンサキイカが多く接岸してくる夏がメインです。
夏になると徐々に新仔の数釣りが楽しめるようになります。
全国的にも6〜9月頃までが最盛期ですが、地域によっては釣れる時期が若干変わり、秋や冬場に楽しめる場合もあるようです。
コメント
夏場の日中は暑いですが、夜がメインとなる釣りですので涼しい中での釣りが楽しめますよ👍
イカメタルに必要な道具と仕掛けは?
エダスにスッテを取り付ける仕掛けがメインです。
エダスのおかげで可動範囲が広がったスッテ部分は、イカがアタックしたときの違和感が少なく、しっかりと抱かせることが可能です。
アタリがはっきりすることや 2杯掛けもいけます。
ロッド
イカメタルロッドはベイトリール用のロッドがおすすめです。
長さは6ft前後でティップが柔らかいものがよいです。
タイラバロッドの代用でも十分に使用はできますが、イカメタル専用のロッドでは、取れるアタリの数が圧倒的増える為、イカメタル専用ロッドを使用しましょう。
リール
イカメタルは狙う水深が非常に大切です。
その為、最初は自分の仕掛けのある水深が簡単にわかるカウンター付きリールを使用することをおすすめします。200番程度の大きさで十分に釣りができます。
オモリグをする際は、2500番から4000番のスピニングリールを使用すると良いです。
できれば、ハイギアのリールが手返しよく釣りが展開できますのでおすすめです。
ライン
イカメタルに使用するラインは、PEラインで、号数は0.6~0.8号程度が良いです。
たまに、イカメタルに魚がかかってラインブレイクすることがあるため、200m以上はラインを巻いておくと良いです。
エギングで使用しているPEラインと同じで大丈夫です。
ほとんどが、ラインマーカーが打ってありますので、水深もわかりやすいと思います。
イカメタルリーダー
リーダーは、フロロカーボンの1.5号~3号程度を使います。長さは3~4mとっておいた方が根ズレや魚のアタック時に対応できます。
リーダーの先端にはオバマリグなどが便利です。
仕掛けの一番下には重さのある鉛スッテ、枝分かれした部分にはドロッパー(浮きスッテorエギ)を付けます。
速潮・低活性時は長めのエダス、遅潮・高活性時は短めのエダスが有効なことが多いですので、日によって調整することをおすすめいたします。
仕掛けは切れることもありますので、複数用意しておきましょう。
鉛スッテ
イカメタルに必要なのが鉛スッテです。
サイズはさまざまで、8号~30号くらいまでありますが、釣りをする海域や潮流にあわせて選びましょう。
号数に関しては利用する遊漁船に聞いた方が確実と思います。
形状や色もさまざまなものが発売されていますので、異なる種類をそろえておくのがベストです。
ドロッパー(浮きスッテ)
ドロッパーは、シンカーのあるエギやシンカーが無い浮スッテがあります。
エギはシンカーがあることで、水中で姿勢が安定しやすく、潮が速い時に向いています。
浮スッテは、潮が緩い時でもふわふわ漂ってナチュラルなアピールできますが、潮が速い時には不安定な姿勢になります。
カラーの選択は鉛スッテ同様、赤白・赤緑を中心にさまざまなカラー用意しておいた方が良いです。
イカメタルの誘い方(基礎編)
シャクリの基本として、2~3回シャクって、止める(ステイする)が一般的です。
陸からのエギング同様にシャクリ→ステイ→シャクリ→ステイと動きのメリハリが大切になります。
スッテを動かしたら、必ず一度ステイしてイカに見せてあげることを意識してみましょう。
①ムレがいる棚(指示棚)までイカメタルを落とす
②2~3回小さくシャクル
③上にゆっくりとロッドを上げ、次にロッドをゆっくりと降ろす
④イカメタルの重みを感じながら3~5秒間ステイして、竿先であたりを待つ⑤竿先の曲がりや重みを感じたら、あわせを入れる
⑥アタリがなければ、シャクリ→ステイを繰り返すか、タナを変えて、上記を繰り返す
この他の誘いとして、大きく竿を立てたり、小刻みに竿をシェイクするなど色々な誘い方があるので、色々なパターンを試すと釣果の幅が広がりますよ👍
時間帯による狙い棚
明るい時間はイカは底に潜んでいるため、ボトムメインの釣りになります。
夜は船の明かりに寄って徐々に浮いてきますので、かなり上のレンジでも当たってくることがあります。
明るい時間→深め(ボトムメイン)
夜間(集魚灯点灯)→浅め
釣れたイカの持ち帰り方
大量に釣り上げたイカをどのようにして鮮度をキープしたまま持って帰るのか。
保存の仕方を間違えると、鮮度も落ち、味にも影響します。
正しい保存方法や持ち帰り方を理解し、イカを最高の状態で持ち帰りましょう。
以下に新鮮に持ち帰るポイントをのせておきますね✋
- しっかり冷やす
- イカ袋には小分けに入れる
- 真水に極力つけない
- 氷に直接つけない
しっかり冷やす
生き物ですので、魚同様に十分に冷やす必要があります。
真夏の釣りであるため、釣った後は長時間の放置は鮮度を落とす原因となります。
ある程度釣って、墨を吐かせたら、クーラーボックス内で冷やしましょう。
トレーなどの使用はものすごくイカを長時間冷やすことができるため便利です。
イカ袋には小分けに入れる
イカを詰めすぎると、圧迫されてイカが潰されてしますことや墨が出てしまうことがあります。
また、詰めすぎは均等にイカが冷えず、鮮度が落ちますので 袋に詰める際は3匹〜5匹程度に分けて入れましょう。
ジップロックや専用のイカ袋が便利です。
真水に極力つけない
真水につけてしまうことも鮮度を落としてしまいます。色が変色することやイカの味も水っぽくなりますので、直接真水につけての保存は避けましょう。
氷に直接つけない
直接、氷につけると真水同様に色落ちや味の変化、イカの身が氷やけする可能性がありますので、保冷剤やトレーを使用して直接、イカに氷が当たらない工夫が必要です。
初心者でもたくさん釣れるため、みんなで数釣りを楽しもう!
繊細なあたりからダイナミックなあたりまで楽しめるイカメタルゲーム。
棚やスッテのカラーでも釣果が大きく左右されるほど、奥深い釣りです。
それゆえにイカメタルゲームにハマる方も多いと思います。
食べてもとても美味しいケンサキイカです。
初心者の方でもたくさん釣れるため、気の合う仲間たちと真夏の涼しい夜に楽しくイカメタルゲームを楽しみましょう。