こんにちは、ニータです。エギングにおいて超過の実績も積み重ね、そろそろ初級者から抜け出して、中級もしくは上級の域に達する方達もいるかとは思います。
そろそろ道具も自分のレベルにあったものに変え変える検討をしている方もいるのではないでしょうか?
実際にハイエンドなリールを探していますが、各種メーカからたくさん出ており、値段もまばらです。
値段や性能も含め、厳選された中級者から上級者が使用するリールを教えてください
エギングで狙うアオリイカやコウイカは、わずかな水中の変化に鋭く反応するため、リールの性能が釣果に直結しやすい釣りの一つです。
特にハイエンドリールは、最新技術や高品質なパーツをふんだんに採用しており、繊細なアタリを逃さない巻き心地や強力なドラグ性能を備えています。
本記事では、上級者向けに特化したエギングリール10選を厳選し、それぞれの特徴や性能をより詳しく解説します。
エギング経験が豊富で、さらに釣果を伸ばしたい人
繊細なアタリを逃さず、合わせの精度を高めたい人
長時間の釣行でも疲れにくく、軽量かつ剛性の高いリールを求める人
塩害や雨天などの過酷な条件下でも安定した性能を発揮してほしい人
上質な道具を使うことで、所有感やモチベーションを高めたい人
さまざまなターゲットに対応できる汎用性の高さを求める人
防水性や耐久性を重視し、長く愛用できるモデルに投資したい人
さらに、各モデルの比較表も用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 [非表示]
ハイエンドリールを使うメリット
Amazonより引用
ハイエンドリールは確かに高価ですが、得られるメリットも大きいです。以下のような点が挙げられます。
- 高精度かつ滑らかな巻き心地
高品質なベアリングや精密加工されたギアを採用することで、わずかな抵抗や振動を抑えられます。イカのアタリを逃さず、スムーズに合わせが可能です。 - 軽量化と高剛性の両立
カーボン系素材や独自合金などを用い、剛性を確保しながら軽量化を実現。エギング特有の繰り返しシャクリでも疲れにくく、操作性が向上します。 - 優れたドラグ性能
デリケートなイカのジェット噴射に素早く対応するためには、滑らかで細かい調整が可能なドラグが欠かせません。ハイエンドモデルは熱や摩耗にも強く、長期間安定した性能を保ちやすいです。 - 防水性や耐久性の高さ
メーカー独自の防水技術やモノコックボディの採用により、内部への塩や水の侵入を極力防止。過酷な海辺の環境下でも性能が落ちにくく、長く使い続けられます。
ハイエンドリールが釣果に与える影響

リール自体が直接イカを寄せるわけではありませんが、その性能が釣り手の操作性や感度に大きく貢献します。わずかなアタリを感知しやすくなることや、イカのジェット噴射にドラグがスムーズに対応することで、バラシを減らす効果が期待できます。また、軽量化と剛性がもたらす疲労軽減によって集中力が持続し、結果的に釣果アップにつながります。
ハイエンドなリールは、他のリールと比べて何が違うのか?

ここでは、ハイエンドモデルと一般的なミドルクラス以下のリールを比較した際に、どのような違いがあるのかを解説します。価格差が生じる理由や、実釣でのアドバンテージを知ることで、道具選びの判断材料にしてください。
- 素材・造りの違い
ハイエンドリールには、航空機にも使用されるような軽量かつ高剛性の素材(カーボン系や特殊合金など)や、精度の高い切削パーツが多用されます。一方、価格を抑えたリールでは、樹脂パーツや汎用金属が使われることが多く、強度や剛性、耐久性に差が出やすいです。 - ギアやベアリングの品質
内部パーツの精度やベアリングの品質が高いほど、回転抵抗が少なく滑らかな巻き心地が得られます。ハイエンドモデルは防塵・防水性の高いベアリングを多数搭載し、ギアの噛み合わせがミクロン単位で調整されているものが多いため、巻きのフィーリングが格段に向上します。 - ドラグ性能と制御
ハイエンドモデルのドラグユニットは熱や摩耗に強い素材を採用しており、大きな負荷がかかった際にも滑り出しがスムーズです。イカのジェット噴射や突っ込みへの追従性が良く、バラシやラインブレイクを防ぎやすい特徴があります。 - 防水・防塵機構
ソルトウォーターでの使用を想定したエギングでは、内部構造への塩や水の侵入をどれだけ防げるかが耐久性や性能維持に直結します。ハイエンドモデルは各接合部に独自の防水システムを設けており、長期間の使用でも性能低下を最小限に抑えられます。 - 所有感・アフターサービス
メーカーの最上位機種にはブランドとしてのステータスや所有欲を満たす要素もあります。また、ハイエンドリールを修理・メンテナンスに出す場合、メーカーのサポート体制が充実していることが多く、部品交換やメンテナンスの面で恩恵を受けやすいです。 - 定期的なオーバーホール
長期間使用したハイエンドリールは、内部パーツが摩耗していることもあります。メーカーや専門ショップでオーバーホールを行うと、購入当初に近い高性能が蘇る可能性が高いです。
エギングリールを厳選するポイント

ハイエンドリールを選ぶ際には、以下の点にも注目するとより自分のスタイルに合ったモデルを見つけやすくなります。
ポイント | 解説 |
---|---|
ギア比 | テンポよくエギをシャクって探りたい場合は、ハイギアまたはエクストラハイギアを選ぶと効率的です。ゆっくりフォールを重視したい方はノーマルギアがおすすめです。 |
スプールサイズ・ラインキャパ | PEライン0.6〜0.8号を150m程度巻けるサイズが一般的です。遠投重視なら浅溝スプールでも十分な容量を確保できます。 |
ドラグ調整のしやすさ | イカの急激な引きに素早く対応するため、ドラグノブの操作性が良いリールを選ぶと合わせややり取りがスムーズになります。 |
自重バランス | ロッドとリールのバランスを考慮し、長時間のシャクリでも疲れにくいモデルを選ぶと操作性が向上します。 |
ハイエンドリールを長く使うためのメンテナンス方法

ハイエンドリールは高価な分、しっかりメンテナンスを行うことで、長期間にわたり高性能を維持しやすくなります。海水を相手にするエギングでは、特に塩分や汚れの付着に注意が必要です。以下のポイントを押さえておくと、大切なリールを末長く愛用できます。
使用後は淡水で軽く洗い流す
釣行後、すぐにリール全体を軽くすすぎ、付着した塩分や砂などを落とすことで、錆や腐食のリスクを減らせます。特にドラグノブ周りやラインローラー部など、汚れが溜まりやすい箇所は入念に洗いましょう。
水気はしっかり拭き取る
洗浄後は柔らかいタオルや布でリール全体の水気を拭き取ります。水分が残っていると錆や腐食、ベアリング内部への浸透によるトラブルの原因になりやすいです。
注油やグリスアップを定期的に
ベアリングやギア部分には専用のオイル・グリスを使用するのがベストです。メーカー純正品もしくはリール専用設計のオイルを使うと、精密な内部機構を保護しつつスムーズな巻き心地をキープできます。
保管時は湿気に注意
湿度の高い場所や直射日光が当たる環境は避け、風通しの良い場所に保管しましょう。防湿ケースを使用するとベストです。
ハイエンドリールを最大限に使いこなすコツ

コツ | 解説 |
---|---|
ロッドとのバランスを最適化 | リールだけが軽量でも、ロッドとの相性が悪いと疲労や操作性に影響が出ます。総合的な重量バランスを考慮し、ロッドとのマッチングを確認しましょう。 |
ドラグ調整はこまめに | イカのジェット噴射は意外とパワーがあり、合わせややり取りの際に強い負荷がかかります。状況に応じてドラグ値を細かく調整することで、バラシやラインブレイクを防ぎやすくなります。 |
繊細なアタリを逃さないラインセッティング | ハイエンドリールの高い感度を活かすため、PEラインやリーダーの太さを適切に選びましょう。ラインが太すぎると糸ふけが大きくなり、微細なアタリを見逃す可能性が高まります。 |
定期的な巻き替えで性能維持 | ラインが劣化するとキャスト精度や感度が低下します。特にエギングではラインの状態が釣果に直結しやすいので、こまめな巻き替えでリールのポテンシャルを保ちましょう。 |
プロアングラーが愛用するハイエンドリールの例
プロアングラーの多くは、メーカーとの契約や最新モデルのテストも兼ねて、ステラやイグジストのようなハイエンドモデルを使用しています。彼らがハイエンドモデルを選ぶ理由としては、
高い剛性がもたらす安心感と耐久性
軽量かつ高感度による繊細な釣りへの対応力
イカだけでなく他のターゲットに対しても汎用性が高い
番手展開が豊富で、自分のスタイルに合った選択がしやすい
もちろん、ハイエンドリールを使わなければ釣れないというわけではありませんが、プロアングラーの使用例や実釣インプレッションを参考にすることで、道具選びや使いこなしのヒントが得られます。
エギングリール厳選10選の詳しい性能解説

1. シマノ 21 ヴァンキッシュ C3000SDH
主な搭載技術
・マグナムライトローターにより軽快な回転性能を実現
・CI4+素材の採用でボディ全体が超軽量
・マイクロモジュールギアIIで滑らかな巻き心地
・Xプロテクトによる高い防水・防塵性
特徴とメリット
超軽量設計が最大の強みで、1日中シャクり続けても疲れにくいモデルです。感度の良さとドラグの滑らかさはエギングにおいて非常に大きな武器になります。また、Wハンドル仕様(SDH)によるホールド感も人気のポイントです。
2. シマノ 22 ステラ C3000SDHHG
主な搭載技術
・インフィニティドライブにより巻き上げパワーが向上
・マイクロモジュールギア、サイレントドライブで極限の静寂性
・Xプロテクトで高水準の防水性能
・HAGANEボディによる圧倒的な剛性
特徴とメリット
シマノのフラッグシップシリーズだけあって、剛性・巻き心地・防水性ともに最高峰です。イカの微細なアタリを取りつつ、大型も安心してやり取りできるパワーを備えています。エギングを極めたい上級者に最適です。
3. ダイワ 23 エアリティ LT3000-XH
主な搭載技術
・モノコックボディで高剛性・軽量化を両立
・ZAIONカーボン樹脂採用で耐久性アップ
・マグシールドベアリングで塩や汚れの侵入を防止
・タフデジギアでパワフルな巻き上げを実現
特徴とメリット
ダイワの中でも軽量かつ剛性の高いモデルとして評価が高いシリーズです。エギングで重要な感度と操作性を両立し、大型イカにも負けないパワーが魅力です。ハイギア仕様(XH)なので、テンポよくエギを探りたい場合に最適です。
4. ダイワ 21 ルビアス エアリティ LT2500S
主な搭載技術
・フルメタルモノコックボディで軽量かつ高剛性
・マグシールドベアリングで内部への塩分・埃の侵入を抑制
・エアローター採用で巻き始めが軽快
特徴とメリット
とても軽量ながら剛性が高く、シャクリの多いエギングでも負荷がかかりにくい構造になっています。ドラグ力は最大5kgと控えめな数値ではありますが、アオリイカを狙ううえでは必要十分な性能です。感度が良く、繊細なアタリを取りやすい設計です。
5. シマノ 20 ツインパワー C3000MHG
主な搭載技術
・HAGANEボディとHAGANEギアで高剛性と耐久性を確保
・Xプロテクトによる防水・防塵性能
・マイクロモジュールギアIIで滑らかな巻き心地
特徴とメリット
ステラに次ぐシマノの高性能リールとして高い信頼性を誇ります。剛性がしっかりしているため、ロングキャストや大型イカがヒットした際の安心感が高いです。エギングだけでなく、その他ルアーフィッシングにも流用しやすい汎用性も魅力です。
6. ダイワ 19 セルテート LT3000-XH
主な搭載技術
・フルメタルボディとモノコック構造で高剛性を実現
・マグシールドベアリングで防水・防塵性を強化
・タフデジギアで耐久性とパワーを両立
特徴とメリット
ダイワの定番ハイエンドモデルで、剛性が高くタフさが売りのリールです。ハイギア仕様(XH)で手返しが良く、遠投やディープエリアの探りにも対応しやすいです。パワフルな巻き上げ力があるため、大型イカとのファイトも安心して行えます。
7. シマノ 19 ストラディック C3000XG
主な搭載技術
・HAGANEギアとXシップによるタフな巻き上げ
・マイクロモジュールギアIIで摩擦を低減
・Gフリーボディ設計でロッドとの一体感を向上
特徴とメリット
ミドルクラスながらステラ譲りの巻き心地を実現し、価格以上のパフォーマンスを発揮します。XGギアで速巻き性能が高く、アクティブなシャクリを多用するエギングスタイルにマッチします。上級者のサブ機としても人気のモデルです。
8. ダイワ 21 カルディア LT2500S
主な搭載技術
・ZAION Vボディで軽量性と剛性を向上
・エアローターにより軽快な巻き心地
・ATD(オートマチックドラグシステム)でスムーズなドラグ性能
特徴とメリット
本格的な性能を持ちながら、比較的手ごろな価格が魅力です。ATDによりイカのジェット噴射にもスムーズに対応。初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。LT2500Sサイズはエギング用ロッドとの相性も良好です。
9. シマノ 18 ステラ C3000XG
主な搭載技術
・マイクロモジュールギアとHAGANEボディによる高剛性と回転性能
・Xプロテクトで優れた防水機能
・Gフリーボディ設計でバランスを最適化
特徴とメリット
旧モデルながらいまだに根強い人気を誇り、性能は非常に高水準です。滑らかな巻き心地と高いドラグ性能は、現在のリールと比べてもトップクラス。長く使いたい人や、値段と性能を重視する方におすすめです。
10. ダイワ 18 イグジスト LT2500D
主な搭載技術
・ダイワのフラッグシップを担うモノコックボディ
・マグシールドベアリングで高防水・高防塵性能
・タフデジギアとエアローターで極上の巻き心地を実現
特徴とメリット
ダイワ最高峰モデルだけあり、軽量性、剛性、耐久性のどれをとってもハイレベルです。ドラグ性能も非常に優秀で、イカの鋭い引きをいなすのに適しています。高価ではありますが、その分満足度は非常に高く、上級者にふさわしい一台です。
エギングリール10選の性能比較表
リール名 | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | 価格の目安(円) | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|
シマノ 21 ヴァンキッシュ C3000SDH | 5.3 | 170 | 9 | 約55,000 | 超軽量ボディと高感度 巻きの軽量さが武器 Wハンドル仕様 |
シマノ 22 ステラ C3000SDHHG | 6.0 | 215 | 9 | 約80,000 | シマノ最高峰の剛性と防水性能 大型イカにも安心 |
ダイワ 23 エアリティ LT3000-XH | 6.2 | 180 | 10 | 約55,000 | モノコックボディで高剛性 ハイギアでテンポの良い釣りに |
ダイワ 21 ルビアス エアリティ LT2500S | 5.1 | 150 | 5 | 約45,000 | 超軽量設計 感度重視タイプ ドラグ力は必要十分 |
シマノ 20 ツインパワー C3000MHG | 5.8 | 250 | 9 | 約45,000 | 剛性感が高く幅広いルアーゲームに対応 防水性も◎ |
ダイワ 19 セルテート LT3000-XH | 6.2 | 215 | 10 | 約42,000 | フルメタルボディで剛性重視 ハイギアで大型にも対応 |
シマノ 19 ストラディック C3000XG | 6.4 | 210 | 9 | 約25,000 | ミドルクラスの定番モデル コスパ良し XGギアで速巻きに強い |
ダイワ 21 カルディア LT2500S | 5.1 | 190 | 10 | 約22,000 | リーズナブルな価格と本格性能のバランスが魅力 |
シマノ 18 ステラ C3000XG | 6.4 | 225 | 9 | 約60,000 | 旧モデルながら依然高い完成度 巻き心地はトップクラス |
ダイワ 18 イグジスト LT2500D | 5.2 | 180 | 10 | 約80,000 | ダイワフラッグシップ 軽量剛性耐久性が高水準 |
まとめ

ハイエンドリールは決して安くはありませんが、その分だけ操作性や感度、ドラグ性能、そして耐久性において群を抜くのが特徴です。特にエギングのように繊細なアタリを逃さず、長時間の釣行でも疲れにくいタックルが求められる釣りでは、この性能差が釣果に大きく影響します。
今回紹介した10選は、いずれも実績と信頼のあるモデルですが、実際に手に取ってみるとわかるそれぞれの個性があります。自分のスタイルや予算、そしてロッドとのバランスを考慮しつつ、最適な一台を見つけてください。
ハイエンドリールをしっかりメンテナンスしながら使いこなすことで、釣りのモチベーションも高まり、さらに充実したエギングライフを楽しめるはずです。


