こんにちは。
まだまだ、エギング修行中のニータです。
エギングを行う際に重要な『底取り』ですが、初心者のうちはなかなかエギが底についている感覚が分からない方は多いのではないでしょうか?
エギングは『底取り』が重要と言われますが、実際はエギが底に届いているのかわからず困っています💦
そのような悩み、疑問にお答えいたします。
- 底取りの方法
- 風がある日の底の取り方
- 底取りの必要性
今回はニータが実際に行っている『底取りの方法』がありますので、ご紹介いたします。
『底取り』ができるようになることで、アオリイカに対するアピールがしやすくなり、エギング攻略の幅が広がりますので、ぜひ、マスターしておきましょう。
目次
底取りの方法
1、エギをキャスト
2、糸の緩みを回収し、ラインを張る、またはフリーで出す
3、着底(張った糸が緩む、または出ていく糸が止まる)
以上が基本的な底取り方法です。
風の無い日中や潮の流れが穏やかな時はこの方法で底を取れます。
しかし、風のある日や夜間はこの方法では、底取りを感じることが難しいことがあり、根がかりやライントラブルなどを引き起こします。
そこで、こんな状況で底取りが行いやすい方法をご紹介いたします。
ラインを少しずつ出す(リールの写真)
1.着水後はラインを一旦回収しておく
2.ラインと自分は真っ直ぐになるようにする
3.ベールを開いてスプールを抑えながら少しずつラインを出していく
*余計なラインは出さない
これを繰り返す
ラインが海中に入っていくことを視覚で確認します。
また、糸が出ていく速度を指先で感じることも可能。
着底がわからない時は竿先を引いて、海底の抵抗を感覚で確かめるのも良いです。
フリーフォールでカウントを取る
エギにはフォールスピードがあります。
数値をカウントすることでフィールドのおおよその水深を把握することができます。
エギをキャストし、海面にエギが着水してから、ボトムに着底するまでの数を数えます。
(上の写真のエギは3.5号で3秒に1m沈むため、カウント30秒で水深10m程度となる)
シャクリ後は、テンションフォールでカウントして行きます。
エギをフォールさせるときは、竿は軽く持つことで、エギが沈む感覚が捉えやすいです。
3.5号のエギを20m程沖にキャストした場合は縦のシャクリで1.5~2m程はね上がるため、次の着底は約6秒かかることになります。
ラインを少しずつ出す、カウントを取るの2つで更に底が取れやすくなります。
カウントで水深がわかれば、根がかりのリスクも減らすことができるし、表層、中層、ボトムなど広く探ることができますよね👍
風がある日の底の取り方
エギングにおいて、風に神経を使う必要があります。
特に横から風を受けることは、圧倒的に不利な条件です。
理由は横風にラインが押され、エギ浮き上がってくるからです。
- 入るフィールドの風が背中、もしくは正面からくる位置に立つ
- ラインを少しずつ送り出す
- キャスト後のカウントを取る
ラインを真っ直ぐに張るには、風を読む必要があります。
風がどこからどこへ吹いているのかを把握すれば、風を背中から受けられる位置を特定して、その方向へと投げればラインが風の抵抗を受けずに真っ直ぐに張ることができます。
ラインが風で流される場合は、背中や正面からくる場所を選択しラインが真っ直ぐになる位置を見つけることが重要になります。
風がある日こそ、ラインを少しずつ送り込むことやカウントは重要となります。
強風の時は、エギングをそもそも行わないことも検討した方が良いかと思います。
ニータは5m/s以上ではエギングは中止にしています。波も高くなるため危険です。
安全第一ですね✋
エギングにおける底取りの必要性
底取りの必要性は以下の3つになります。
- アオリイカが底にいることが多い
- 海の深さが把握できる
- 底から開始するため、海中でのエギの位置がわかりやすい
アオリイカが底にいることが多い
- 低活性の大型のアオリイカが底についていることが多い
- 底にある岩や海藻に身を隠す場所がある
朝夕まずめの高活性な時間帯はアオリイカも中庸から表層に浮いてくることが多いですが、特にデイエギングでは海底に沈んでいることが多くなります。
海の深さが把握ができる
カウントを取ることで、ある程度の推進が把握できます。
6秒で水深2m
9秒で水深3m
30秒で水深10m
カウントを取ることでおおよその水深がわかってきます。
底から開始するため、海中でのエギの位置がわかりやすい
一度、底とりを行うことで、自分のエギの位置が底を基準に把握しやすくなります。
3.5号のエギを20m沖で、1シャクリで約1.5mから2m程度跳ね上がることをイメージし、海中内のエギの位置をイメージしながらアクションを組み立てていきます。
- 何度も着底させていくのか
- 着底させずに底付近をシャクルのか
- 中層を通していくのか
- ボトムステイさせていくのか
いったん底にエギをつけてからエギングの組み立てを行うことで、どのレンジにアオリイカがいるのかを探ることができます✋
細いPEラインはエギのフォールをコントロールしやすい
風や潮抵抗の影響を減らすのであれば、PEラインは細いものを使用すると良いです。
個人的には0.5号のPEラインを使用していますが、0.8号までならなんとかエギをコントロールできるかなと思います。
闇雲に底を取らなくても良い
ボトム付近にいるイカもいれば表層に浮いてきているイカもいます。
中層付近を回遊しているアオリイカも存在しています。
朝夕マズメ時
高活性な時
秋イカ
闇雲に底を意識しすぎると根がかりのリスクが付きまといます。
キャストして底取りを1回行った後は、前述で述べたラインを出していく方法とカウントを併用して、底付近でエギを通すイメージが良いと思われます。
誰でもそこ取りができる方法 まとめ
今回は、初心者の方向けに『誰でも底取りができる方法』を解説しました。
- 少しずつラインを海中に送り込む
- カウントを取る
この2つのテクニックを基本的に活用して、底取りの感覚を養うことができます。
底取りがわかれば、底から表層まで幅広くアオリイカにエギをアピールすることができます。
風攻略も同時にできれば、あらゆるフィールドで底取りができると思います。
常に底取りを行わなくて良いですので、そこをイメージしたエギングテクニックを身につけて、たくさんのアオリイカをキャッチしていきましょう。