こんにちは、ニータです。
釣具屋に行くと多くのカラーのエギが店頭に並び、購入に際してどのような色のエギを購入すれば良いのか?
また、実際にエギングを開始する上で、どんなエギを選択して投げれが良いのか?すごく迷いますよね💦
ニータの場合はまず、自分の1番実績のあるカラーから投げています。
しかし、そのあとは、何を投げようかな?とエギのカラーローテーションで迷われる方も多いのではないかと思います。
そもそも、アオリイカは海中の中でエギの色がどんな風に見えているのかもわからないですよね💦
何も考えずにエギを選択してもなかなか、釣果にはつながりませんし、エギングの面白さも半減してしまいます❗️
そこで今回は、
- 光量変化(日中の晴天、曇り、雨、朝夕まずめ、夜)
- エギカラーの選択
- 釣れるエギのローテーション
- エギの選択の仕方
の4つの視点から、エギのカラーローテーションを考えていこうと思います。
目次
カラーローテーションの必要性
アオリイカがエギに抱きつく捕食要因で1番重要となるのは、「視覚」と言う研究結果があり、エギのカラーセレクトが重要な要素と言えます。
- 太陽の高さ、天候、狙う水深、潮の濁り具合でエギカラーが変わる
- 同じエギの使用でイカに見切られる
- 釣っている人の集中力が落ちる
同じエギを投げ続けた場合、もし、そのエリアにアオリイカがいるとしたら、同じエギに見慣れてしまったアオリイカには、警戒心を強め、釣れなくなる(スレる)ことは多いと思われます。
エギのカラーを変えた瞬間に釣れてしまう事も多々経験しております。
エギカラーは、上地テープ(表面の色)と下地テープ(中の色)はどっちが重要?
結論から言いますと、「下地テープ」が重要です。
エギの選択は、その日のフィールドの光の量と光の色で使い分けていきます。
アオリイカは、光や色の明るい、暗いなどの差を敏感に感じ取る能力に優れていると言われております。
光に反射するエギの下地カラーは、キラキラと光り、周囲にいるアオリイカに対して、ベイトアピールになることや、エギのシルエットをはっきりさせる効果があることで、海中にいるアオリイカにとっては、よく見える形状となってきます。
いかに、アオリイカにアピールしていくかを考えた時、この下地の選択は非常に重要になってきます。
表面の色(上地)は、釣りをしている我々(アングラー)の視認性に関与してきます。
オレンジやピンクなど視認性の良いカラーだと、エギの位置が確認しやすくなり、チェイスしているアオリイカも見極めやすくなります。
さらに、地磯エリアやテトラ側など、シャローエリアでのストラクチャー(障害物)を交わしやすくなり、根がかり防止につなげることが可能となります。
よって、表面の色は我々、アングラーにとっては重要なカラーとなってきます。
時間帯や濁りでのエギの選択
今回は下地に関して、解説していきます。
基本、光の量と光の色で使い分けていきます。
朝マズメ、夕マズメがピンクテープ、徐々に太陽が昇り始めたらオレンジテープや金テープ、日中は銀テープ、フォロ、ケイムラ、太陽が沈むに連れ、光量に合わせて、色を落としていきましょう。
夜はシルエットがはっきり見える赤テープや紫テープが良いです。
虹テープは、オールマイティーで、状況がわからない時に使用するとよいです。
夜行(グロー)タイプのエギは潮が濁っている時に以外と効果を発揮することがあります。例えば、霧が強い時に車を運転して、ヘッドライトをつけると光が周囲に拡散することがありますよね。
潮が濁っているときに夜行(グロー)エギを使うと、これと同じような現象が起きるために周囲に対してアピールを強めることができます。
ケイムラカラーに関しては、紫外線に反応して発光するため、朝夕マズメ時のローライト時から日中のデイエギングに強いですね。
それと、意外に夜間も紫外線は発行されていると言われています。
ニータも夜間にケイムラカラーを使用して、釣果を何度も上げていますね。
ケイムラカラーは、幅広い時間帯をカバーして使用できるため、使い勝手の良いエギの一つになります。
アオリイカの視力やエギはどのように見えているのか?
魚と比べて目が良いと言われています。
人間で言う視力に換算しますと、魚は0.1から0.2に対してアオリイカの視力は0.5から0.6と言われています。
さらに、アオリイカは胴体に比べて目の割合が大きいですよね。
片目で180°確認でき、獲物を20m先まで見えているとの報告もあります。
それだけ、アオリイカは捕食する際に視力に頼っていることがわかります。
また、アオリイカの世界感は全体的に白黒に見えているようです。
海底は、深くなるにつれ、光が届かなくなってきますので、色の識別というよりは、明暗識別を認識していると考えられます。
ですので、エギの選択は、光量がある時はキラキラと反射する金、銀、オレンジ、ケイムラなどのアピール系、光量が少ない時は、シルエットが出やすいピンクテープ、赤テープ、紫テープがアオリイカにはエギの認識がしやすそうですね。
まとめ
今回は、エギのカラーローテーションを中心に、時間帯でのエギカラーの選び方について書いてみました。
エギのカラー選択は上地と下地の組み合わせで構成されておりますが、エギングにおいて重要なカラーは、時間帯による下地の選択です。
光量変化に合わせたエギの下地カラー選択によりより、アオリイカへのアピール力が断然違ってきます。
同じ色にこだわり、釣れずに帰るよりも、時間帯に合わせたカラーローテーション試すことで、価値ある一杯が釣れることも可能です。
自然相手ですので、今回書いたカラーローテーションが一概に良いとは言えませんが、基本的なカラーテーションを習得できれば、必ず周りのライバルエギンガーに差をつけることが可能と思います。