こんにちは、ニータです。
最近人気の出てきているオモリグ。群れに当たれば数釣りも期待できる釣りです。
オモリグを初めたい方で悩むタックルと仕掛け。
オモリグを始めたいけど、どんな道具をそろえたらいいの?
釣り方も教えてください💦
そのような悩みにお答えいたします。
- オモリグとは?
- オモリグとイカメタルの違い
- オモリグのタックル
- オモリグの仕掛け
- 基本的な釣り方
誰でもすぐ釣れるように道具と釣り方を解説していきますね👍
目次
オモリグとは?
オモリグは主に日本海や山陰エリアで行われているケンサキイカの釣り方。
最近は全国的に流行ってきている釣り方で、中オモリと小型エギを使ったエギングの1つ。
基本的にはスピニングタックルを使用し2.5号前後の小型エギと15号〜40号ぐらいの中オモリを使った仕掛けを使います。
イカメタルと違い、キャストすることが多く、広い範囲を探ることができ、陸っぱりのエギング感覚で楽しめる釣り方です。
釣れるシーズンとイカの種類は?
- 6月頃〜9月頃(初夏〜秋)
- イカの種類 ケンサキイカ(赤イカ、ヤリイカ、スルメイカなど)
オモリグとイカメタルって何が違うの?
オモリグはスピニングタックルでキャストしてケンサキイカを狙う方法です。
イカメタルは一般的にベイトタックルでバーチカル(船の真下)を狙います。
狙うターゲットは同じですが、釣り方と道具が少し変わってきます。
オモリグ | イカメタル | |
投げ方 | 前方向へキャスト | 真下に落とす |
探る範囲 | 広い | 狭い |
数釣り | △ | ◎ |
潮が早い | ◎ | △ |
イカのサイズ | ◎ | ○ |
ケンサキイカの活性が高く、釣れやすい環境ではイカメタル、渋い状況や潮の流れが早い時はオモリグが良さそうです。
オモリグのタックル
専用ロッド
オモリグはキャストして狙い棚までフォール、その後、数回シャクってステイする釣法のため、エギング感覚で釣りができます。
しかし、オモリが15号(56g)から地域によっては40号(150g)ぐらいのオモリをシャクれるパワーと小さなイカのアタリをとらえる繊細なでティップの感度とそしてヒット後のイカの身切れを防ぐためのしっかり曲がるモノが良いです。
ロッドの全長は6フィート後半〜7.5ftぐらいで、長すぎると船からのキャスト時に不便、短すぎるとシャクリにくいのでこれぐらいの長さになっていると思います。
みなさんが良く乗る船の大きさも確認しておくと良いです。
- 15号(56g)から40号(150g)程度が投げれる、シャクれる
- 竿さきがしっかり曲がる
- 6ft〜7.5ftの長さ
リール
オモリグはキャストするのでスピニングタックルが便利です。
リールは2500番〜4000番ぐらいが使いやすいです。
ラインの回収を早くする場合はハイギア(HG)ですが、巻き上げを楽にしたい場合はパワーギア(PG)やノーマルギアを使うと良いです。
水深70〜80mな深場や潮の流れが早い場合は、4000番ぐらいのリールを使った方が楽な場合もあります。
- スピニングリールが便利
- 2500番〜4000番のもの
- やり取りが楽なものはPG
オモリグの仕掛け
- PEライン(0.6号〜0.8号)
- ショックリーダー( 3〜5号)
- オモリグ専用リーダー(2号〜3号)
- オモリグシンカー(15号〜40号)
- エギ2.5号(1.5号〜 3号)
PEライン(0.6号〜0.8号)
メインラインは0.6号を使用していますが、基本的に0.6号〜0.8号を使用している方が多いと思います。
集魚等周りにはシイラなどの大型のフィッシュイーターも回遊して食いついてくることもよくあるため、ラインは200m以上は欲しいです。
余裕があれば、予備のPEラインも持っておくと安心です。
ショックリーダー( 3号〜5号)
リーダーはフロロカーボン 3号〜5号を1mぐらいで良いです。
あまり細いとライントラブルの可能性もありますので、このくらいの号数がちょうど良いです。
オモリグ専用リーダー(2号〜3号)
オモリグ専用リーダーは初めからスナップがついており、オモリやエギの交換が容易にできます。
装着も簡単で、絡み防止パイプもついていますので、初心者の方にはおすすめです。
オモリグシンカー15号〜40号
15号〜40号ぐらいのオモリを使います。
メインは20号から30号が多いですが、潮流が速いと重たいオモリを持ってないと釣りにならない事があるので、40号も用意すると良いです。
基本的にはグローでオンレジやピンク、黒や白など色んなカラーがあります。
オモリのフォールにイカが反応すると言われていますので、エギ同様にその日にあったカラーの選択が必要となりそうです。
エギ2.5号(1.5号〜 3号)
オモリグでは小型エギを使用します。
メインサイズは2.5号になりますが、小さいのに反応が良い場合があるので、1.5号〜2号も準備しておくと良いです。
エギのカラーローテーションは特に重要で釣果に差がつくことが多いです。
時間帯によってアタリカラーが変わってきます。
釣れるカラーを見つけるまでは、カラーローテーションをしながらエギを変更することが良いです。
できれば何種類かのエギカラーは用意しておきたいところです。
オモリグでの基本的な釣り方
- 集魚灯の明暗の境目に先に向けてアンダーキャスト
- オモリを底まで落とす(棚がわかっている時は着底させない場合もあります)
- 4〜5回シャクる
- オモリをカーブフォールさせ、当たりを待つ
- 3,4を繰り返しながら、イカの棚を探っていきアタリが多い層をいち早く探していく
- 当たりがなければ回収または、再度フォールさせる
明るいうちはキャストしてボトムを取り、数回しゃくって止めて待つ。
集魚灯転倒後はキャストしてアタリ棚を探りながら数回しゃくって止めて待つ。
オモリグは基本的にエギを誘いあげていき、シャクって止めてエギがナチュラルにフォールしている間にアタリを取っていく釣りになります。
真下にエギが来た際は、軽くシャクって止めて、ステイを長くして当たりを待つことがポイントです。
その日によって異なるので、色々と試すと良いと思います。
- エギのカラーローテーションを行う
- 再度底を取り、アタリが出る棚を探す
- カーブフォール後のステイ時間を変える
- シャクる回数を変える
オモリグやイカメタルで大いに楽しみましょう
いかがだったでしょうか。
オモリグは潮の早いエリアで行うことが多いですが、最近ではイカの活性が低く反応がいまいちだったりする時に使用することも増えています。
また、キャストしてイカを引き寄せることもエギングに似ていて楽しいです。
みなさんもオモリグやイカメタルでケンサキイカを狙ってみてはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。